TGR TEAM ENEOS ROOKIEが2023年のENEOS X PRIME GR Supraのカラーリングを発表

 3月10日、スーパーGT GT500クラスに参戦するTGR TEAM ENEOS ROOKIEは、2023年も大嶋和也/山下健太のコンビで戦うENEOS X PRIME GR Supraのマシンカラーリングを発表した。ENEOSのオレンジとレッド、ゴールドを主体としたものに変化はないが、ブルーが加えられるなど大きくリファインされた。

 2022年は第1戦岡山で優勝を飾るなど、毎年のようにチャンピオンを争う存在であるENEOS X PRIME GR Supra。2021年からは乗り心地へのこだわりと、さらなる省燃費を求めたENEOSのモーターオイル『X PRIME』のカラーリングをまとい参戦しているが、2022年までとはカラーリングが変更されることになった。

 ROOKIE Racingは参戦する全カテゴリーで、チームのイメージカラーリングであるタータンチェックをあしらっており、2022年までは車体下部に入れられていたが、2023年からは車体後部に大胆にタータンチェック模様が加えられた。

 また、目を引くのがオレンジとレッド、ゴールドのENEOS X PRIMEカラーに加え、今季はブルーが入ったことだ。これはKeePerのブルーで、車体下部とリヤウイング翼端板、さらにタータンチェックにもブルーが入る。全体のバランスもまとまっており、デザイン性の高さが目を引く。またENEOSのサービスステーションではKeePerコーティングができるところも多く、まさにピッタリな組み合わせとも言えるかもしれない。

 2023年に向けては開幕前のメーカーテストで思わぬクラッシュを喫してしまい、山下が負傷してしまったが、開幕に向けて回復に努めている。チームはさまざまなスポンサーからの支援を得て、今季も第1戦岡山から新たなカラーリングとともにタイトルを争ってくるはずだ。

© 株式会社三栄