島根県飯南町で長年愛される名店!わざわざ行くべき「薬膳レストラン」のランチ

島根県飯南町ってどんなまち?

広島県と島根県の県境に位置する飯南町は、周囲を1,000m前後の山々に囲まれ、標高約450mの高原のまちです。

戦国時代には山陽と石見銀山を結ぶ重要な拠点で、今も残る山城跡からは当時の情景をしのぶことができます。

そして、島根と聞くと『出雲大社』の大きなしめ縄を思い浮かべる人は多いはず。実は、あの大きなしめ縄をつくっているのが飯南町の『大しめなわ創作館』の職人さんたち。

『出雲大社』からは車で1時間ほどかかる飯南町ですが、古くから町内に根付いている稲作を活かして、大しめ縄を奉納してきた歴史があります。

新たな人材を受け入れて技術を伝承するとともに、農家の皆さんにしめ縄づくりに適した稲を栽培してもらうなど、まちを挙げてしめ縄の伝統技術や文化を継承しています。

「薬膳」と「地産地消」

そんな飯南町で、長年、地元の旬の食材を活かして健やかな体づくりに役立つ食事を提供してきたのが『薬膳レストラン ミセス・ロビンフッド』。

国道54号から少し入った小高い丘の上に、赤い鶏のサインが目印のかわいらしいお店が佇んでいます。

お店の前にはアートなモニュメントの間を埋めるようにバラやハーブなどが植えられ、車を降りた瞬間から季節を楽しめる空間が広がっています。

レストランを取り仕切るママさんは「国際薬膳食育師」の資格を保有。

一般的には”美味しくて、健康づくりにも役立つ”と解釈される薬膳ですが、ママさんが教えてくれる薬膳は、”体は季節に採れる食材を求めているので、旬の食材と、その食材がもつ薬効を調理技術によって活かし、いただくこと”。

この思いに沿って、レストランでは地元の野菜や山菜、キノコなどをつかい、本来その食材が持っている甘味や酸味などを活かしたお料理をいただくことができます。

目に楽しく、食べて幸せ

取材にお邪魔した日のランチは、地元山陰で採れたお魚の唐揚げをメインに、あふれんばかりに野菜や山菜をつかった副菜の付け合わせ、そして一皿まるごとのサラダ。

主食は野菜から煮出した出汁がやさしい、キノコたっぷりの「おじや」。

「おじや」は漢方を使ったオリジナル薬膳出汁が活きた、味わい深く、濃厚な味わいです。

寒い時期でしたが、食べ終わるころには足の先までポカポカに。

そして、デザートにいただく手作りのプリンとコーヒーも手間暇かかっていることが伝わるやさしい味。

ここで過ごしていると、周囲の穏やかな景観も相まって心の底から幸福感が沸き上がります!

知る人ぞ知る、高原の隠れた名店『ミセス・ロビンフッド』。

大事な人と一緒に楽しんでいただきたいお店です。

※ご来店の前には電話予約をお忘れなく!

0854-76-9277

■ミセス・ロビンフッド公式サイト

https://mrsrobinhood.com/

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ミセス・ロビンフッド

〒690-3405 島根県飯石郡飯南町上来島1205−1

*この記事は2023年2月時点の情報を基に作成しています。

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ライター:うんなんエリア観光情報

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