返り血を浴びた姿でピアノを演奏 邪悪な笑みでエスター誕生 「エスター ファースト・キル」本編映像

2023年3月31日より劇場公開される、2009年に日本公開された映画「エスター」の前日譚「エスター ファースト・キル」から、”エスター”誕生の瞬間を捉えた本編映像が公開された。

見た目のかわいらしさとは裏腹に、凶暴な性格で精神科療養所に収容されていた少女リーナ。ある時、職員をだまして療養所から脱走した彼女は、療法士の自宅に身を隠し、そこではじめての殺人を犯す。映像では、返り血を浴びた姿でピアノを弾くリーナの姿が映し出される。そして、パソコンで行方不明者のデータベースにアクセスしたリーナは、自分に顔立ちが似たある少女に目をとめる。その少女の名前は“エスター”だった。映像の最後には、まんまと別人に成りすました彼女が、邪悪な笑みを浮かべる姿も切り取られている。

「エスター ファースト・キル」の舞台となるのは、2007年のアメリカ、オルブライト家。4年前に行方不明となった愛娘エスターの失踪事件に心を痛めていたオルブライト夫妻のもとに、エスターが保護されたという思いがけない知らせが届く。奇跡のような出来事を手放しで喜ぶ一家。驚くほど成長したエスターは聡明で才能も豊かで、画家の父親に昔以上にべったりだった。しかし母親のトリシアは、娘が「どこか変だ」ということに少しずつ気づくのだった。

「エスター」では12歳でエスターを演じたイザベル・ファーマンが、撮影当時23歳にして子役を再演。オルブライト家の母親役を「ボーン」シリーズのジュリア・スタイルズ、父親役を「逆行」のロッシフ・サザーランド、息子役を「傲慢な花」のマシュー・アーロン・フィンラン、事件に関わる刑事役を「GODZILLA ゴジラ」のヒロ・カナガワが務めている。監督は、「ザ・ボーイ ~残虐人形遊戯~」のウィリアム・ブレント・ベル。

【作品情報】
エスター ファースト・キル
2023年3月31日(金)、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
配給:ハピネットファントム・スタジオ
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