三浦春馬さん最後の主演映画「天外者」4月5日に特別上映決定 ツイッターの公式アカウントで発表

2021年1月に福井県内で開かれた「天外者」の特別上映会の様子。田中監督がオンラインでスクリーンに登場した=福井県福井市のテアトルサンク

 2020年7月に亡くなった三浦春馬さん最後の主演映画「天外者(てんがらもん)」が4月5日、全国277館で特別上映されることが決まった。ツイッターの映画公式アカウントで3月10日に発表された。

 映画公式アカウントで10日、「春の特別上映vol.2決定 今年も感謝を込め、全国277館にて特別上映を実施いたします」と発表。本編終了後には、公開2周年特別上映で好評だった「完全未公開メイキング映像」も上映するとしている。

 「天外者」は、14年に福井県を舞台にした映画「サクラサク」を手掛けた田中光敏さんが監督を務めた青春群像劇。幕末から明治の激動期に、薩摩藩士から実業家となり日本のために奔走した五代友厚を中心に、同じ志を持つ仲間たちとの関わりが描かれている。20年第94回キネマ旬報ベスト・テンの読者選出日本映画で1位に輝き、田中監督は読者選出日本映画監督賞も受賞した。

 福井県内は、福井コロナシネマワールドと、テアトルサンク(ともに福井市)で上映される。

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