【WBCチェコ戦】近藤、勝負強さ発揮 チェコ突き放す貴重な適時二塁打

【日本-チェコ】4回日本1死二塁。近藤が右越えに適時二塁打を放ち5点目を挙げる=東京ドーム(花輪 久写す)

 バット一閃(いっせん)のライナーは、一塁手が飛び込んだ先を瞬く間に抜けていった。4-1の四回1死二塁。近藤がチェコを突き放す貴重な適時二塁打をマーク。塁上では日本代表でおなじみとなった「ペッパーミル・パフォーマンス」でベンチの熱気に応えた。

 巨体が居並ぶ日本代表打線にあって、身長171センチの左打者が連日、躍動している。「チャンスで回ってくることも多いし、その後も(大谷)翔平、いいバッターが控えている。打線が円滑になるように心がけている」。1点ビハインドの三回の第2打席では二塁打でチャンスメークし、直後の逆転を呼び込んだ。

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