【強豪国だらけの世界大会⑧】準々決勝で侍ジャパンと対決も! 米国でプレーするイタリア系選手を結集

2013年ワールド・ベースボール・クラシックでは2次ラウンドに進出したイタリア。今回は全員がMLBかマイナーでプレーするアメリカ生まれのイタリア系選手でチームを構成。1次ラウンド通過で侍ジャパンと対戦する可能性もある。

これまではイタリアにあるプロリーグの選手も出場していたが、今回は全選手がMLBかマイナーでプレーしているアメリカ生まれのイタリア系選手でメンバーをそろえた。

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— World Baseball Classic (@WBCBaseball) February 10, 2023

なかでも注目されるのが、大谷翔平の同僚で、同じ年齢から仲がいいデビッド・フレッチャーが参加したこと。台湾で行われる1次ラウンドプールA(台湾、オランダ、キューバ、パナマ)で2位以内に入れば、準々決勝が行われる東京ドームで大谷との同僚対決が見られるかもしれない。ダイヤモンドバックスの弟、ドミニクも参加する。

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他にも、トミー・ジョン手術から復帰し2015年にメッツで13勝を挙げ、カムバック賞を受賞したマット・ハービー。

オフにFAとなるもメッツと8年の再契約を結んだブランドン・ニモは、2010年から2年連続出塁率4割超え、昨年もリーグ6位の.367をマークした好打者。

さらには、MLB公式サイトでも注目のトッププロスペクトとして紹介されているブリュワーズのサル・フレリックもロースターに名を連ねている。

指揮を執るのは、往年のMLBファンには懐かしい野茂英雄の女房役、マイク・ピアザ。2006年の第1回大会では選手として出場し、2016年にはワールド・ベースボール・クラシック出場選手初の野球殿堂入りも果たした。

ピアザは長文のコメントとともにイタリア代表の画像をSNSに投稿。コメントの最後は「“Forza Italia”, ci vediamo Presto!(『さあイタリア』近いうちにまた会いましょう!)と締めくくっている。

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1次ラウンド通過で日本にやって来ることができるか。イタリアの活躍にも期待したい。

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