東武鉄道のSL大樹(たいじゅ)車内で11日、日光市柄倉(からくら)の江戸ワンダーランド日光江戸村による寸劇「江戸活劇」が披露された。SL大樹と日光江戸村がコラボレーションし、忍者のパフォーマンスなどが見られるエンターテインメント列車で、12日まで走行する。
寸劇は、SL大樹を襲って乗客を仲間に引き入れようとする盗賊を忍者や新選組が成敗するストーリー。寸劇は沿線でも行われ、火薬を使ったアクションや騎乗した新選組局長がSL大樹と並走するシーンなどを乗客は車窓から楽しんだ。
鬼怒川温泉駅前広場でもアクションが披露され、観光客らも満喫。観光で訪れた東京都葛飾区、小学4年生長野悠人(ながのはると)くん(10)は「忍者を初めて見た。かっこよかった」と目を輝かせた。