バドミントンのドイツ・オープン第5日は3月11日、ミュルハイムで各種目の準決勝が行われ、女子シングルスは、世界ランキング1位の山口茜(福井県勝山市出身、再春館製薬所)が同4位の陳雨菲(ちん・うひ)=中国=をストレートで下し、決勝に進出した。
山口は第1ゲーム、6-11と先行された場面からギアを上げて7連取し、逆転に成功。そのまま押し切って21-16で奪った。第2ゲームは7-7と序盤競り合いとなったが、徐々に山口が相手をコートの四隅に動かし、主導権を握った。顔の向きと逆にショットを打つなどトリッキーなプレーも随所に見せ、危なげない試合運びで21-16で制した。
12日の決勝は世界ランキング2位の安洗塋(アン・セヨン)=韓国=と対戦する。