利用者は1日50人程度 感染減少で広島駅のPCRセンター廃止

JR広島駅に開設されていた新型コロナウイルスのPCRセンターが、感染者減少に伴い、12日で廃止されました。

JR広島駅北口デッキの臨時PCRスポットは、無症状の人を対象に2021年度に開設しました。

1日の利用者が、多い日は1000人を超える日もありましたが、ことしに入り、50人程度に減っていたということです。

検査キットの無料配布は前日までで、12日は回収のみを受け付けていました。

利用者
「間に合って、よかったです。ようやくコロナ禍も終わるのかなという思いです」

PCRセンター運営事務局 責任者 増本義伸 さん
「こういう立地がいいところで、検査が受けらるということで活用していただいていました。県内では、ほかに毎日、あるいは曜日で開けているPCRセンター・臨時スポットがありますので、そちらを利用いただけたらと思います」

12日午後3時、スタッフがテントや机などを片付けました。

県のPCRセンターは、福山駅南口も12日で廃止され、残る県内10か所は継続して開設されます。

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