13日（月）は、東・北日本を中心に雨が降り、雷を伴って強く降る所がある見込み。前線通過後は寒気が入るため、12日（日）より気温が大幅に低くなる所もあり、寒暖の差で体調を崩さないよう注意したい。

13日（月）雨の範囲は東日本から次第に北日本へ

13日（月）、寒冷前線が西日本を通過し、強い雨が降った所があった。前線は、夜にかけて北日本を通過するため、近畿地方は昼にかけて、東日本は昼過ぎにかけて、東北は夕方にかけて、北海道は夜にかけて本降りの雨が降る見込み。大気の状態が不安定になるため、局地的な落雷、突風、短時間強雨に注意が必要だ。北日本は気温が高く、雨も降るため、積雪の多い地域では、雪どけによる雪崩や屋根からの落雪に注意。

13日（月）・14日（火）一時的に寒の戻りも　寒暖の差に注意

　前線通過後は、寒気が入るため、13日（月）は、西・東日本を中心に12日（日）より気温が下がり、ヒンヤリする見込み。最高気温は、松江で10℃、福岡で11℃までしが上がらない予想。
さらに、14日（火）の朝は、各地で晴れて放射冷却の影響で冷え込みが強まる見込み。

　しかし、15日（水）以降は、全国的にまた気温が上がる予想。天気の変化も早く、土曜日は広い範囲で天気が崩れそうだ。

今週は東京で桜が開花か

　この暖かさで桜の開花が早まりそうだ。16日（木）には、東京と福岡で開花する予想だが、東京は既につぼみが膨らんでいるため、これより早まる可能性がある。これまでの最も早い開花は2020年と2021年の3月14日。この記録に並ぶ勢いでつぼみは膨らんでいる。3月中旬には満開の所が出てくるため、今年のお花見は早めに計画をした方がよさそうだ。（気象予報士・大隅智子）