春闘と統一地方選 「勝利」目指し集会 連合長崎など

ガンバロー三唱をする参加者=長崎市江戸町、県庁跡地

 連合長崎などは11日、春闘と統一地方選の勝利を目指し、長崎地区総決起集会を長崎市内で開き、組合員ら約650人(主催者発表)が気勢を上げた。
 連合長崎長崎地域協議会共催。新型コロナウイルスの影響で大規模な総決起集会は4年ぶり。集会の冒頭に、この日で発生から12年を迎えた東日本大震災の犠牲者に黙とうをささげた。
 連合長崎の髙藤義弘会長はあいさつで「連合が掲げる5%の賃上げ目標を勝ち取らなければならない。長崎労働局や長崎県、経営者団体などと連携し、賃上げができる環境整備に全力を挙げる」と強調。統一地方選については、推薦候補者33人の全員当選に向け、各組織の奮闘を呼びかけた。
 参加者全員でガンバロー三唱をした後、市内中心部をデモ行進した。

© 株式会社長崎新聞社