台風15号に伴う浜松市天竜区の土砂崩落 今後の排水設備対策などを妥当と評価し技術的検証会終了=静岡・浜松市

2022年9月に静岡県浜松市天竜区で発生した土砂崩落問題について、浜松市で3回目の技術的検証会が3月13日開かれ、検証がおおむね終えたため今回で検証会をいったん終了すると発表しました。

2022年9月に発生した台風15号の大雨の影響で、静岡県浜松市天竜区緑恵台の盛り土された土砂が崩落し、住宅3棟が倒壊、住人3人がけがをしました。

これを受け3月13日、浜松市役所で3回目の第三者による技術的検証会が開かれました。前回の検証会で第三者委員から土質調査が1か所でしか行われていないことが指摘されたため、市はさらに2か所で追加調査を行った上で、今後地下水の排除設備などの対策をとることでのり面の安定性が確保できるという指針を示しました。

これに対し第三者の委員は妥当であると評価したため、市は原因究明と応急対策の技術的検証がおおむね終えたことから、技術的検証会をいったん終了すると発表しました。

浜松市役所

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