福井県のふく割「みんなで宴会割」3月13日発行スタート 10人以上5万円以上なら1万円割引き、発行状況は?

 新型コロナウイルス対策で原則着用となっていたマスクが個人の判断に委ねられることに合わせ、福井県の電子割引クーポン「ふく割」で3月13日、5人以上か10人以上で飲食店を利用した時に使用できる「宴会割」2種類の発行が始まった。どれぐらい人気なのか、福井県に状況を聞いた。

 この日新たに登場したのは、10人以上で5万円以上利用した場合に1万円引きとなる「みんなで宴会割」と、5人以上で2万5千円以上利用すると2500円引きになる「みんなで宴会割mini」。ともに、午前10時と午後6時に発行され、取得翌日の午後11時59分まで使用することができる。

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 県などによると、13日午前10時発行分は、それぞれ数百枚ずつ取得され1時間ほどでなくなったという。ふく割に参加登録している飲食店は小規模店も含め約1600店あり、枚数やなくなるまでの時間などから「スタート時点では想定通りの出方」(県担当者)という。

 今後もユーザーの取得状況を見ながら数百枚ずつ発行していく予定。歓送迎会シーズンに入ることから、金曜日など取得者増が見込まれる日は状況を見ながら枚数を調整するという。

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 宴会割の発行は3月19日まで。利用の際は、各店舗にある専用の名簿用紙に記入が必要。24日以降は使用状況に応じて発行するとしている。

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