外す?外さない? マスク着用「個人の判断」へ 街の様子は? 広島

13日からマスク着用のルールが緩和され個人の判断に委ねられます。外すのか?外さないのか?街の様子を取材しました。

永松雄輔記者「こちらはマスクを販売しているお店なんですが、。店内にお客さんの行列ができています。50枚入りのマスクが290円税込み319円です」

客「安いんじゃないですか。一時期(1箱)3千円、4千円で買って、信じられんかったけど」

Q「マスクの着用は個人の判断で決めてくださいということですが?」

客「1人で歩いていたり夏の暑いときは取ろうかなと思うけど、人通りが多いときはしようかなと思う。まだまだちょっと怖い」

本通り商店街でマスクを激安で販売をするこの店は、もともとはバッグの専門店。一部の仕入れが終了するタイミングで処分セールを始めたそうですが、マスクの売り上げが2倍ほどに増えているそうです。

店のスタッフ「(お客が並ぶのは)先週の金曜日ぐらいから、やっぱりまだまだマスクはずせないのかなと思います」

この店ではあらたに段ボール45箱分のマスクを仕入れて対応しているそうです。

本通りではほとんどがマスクをつけているようでしたが聞いてみました。

マスク付けない「「声も聞きずらいし、息もしにくいのでそこまでコロナは気にせず外しました。マスク外したら爽やかでいいです」「マスク解禁って言われたのでいっか!という感じ、自分もともとマスクしたら頭がぼーっとしたり、肌荒れとかなるタイプだったので」

保留「つけない人が増えてきたら外す。周りの状況、人を見て私も決めようかなと」

着ける「まだ(コロナが)うつったりするかもしれないんで、一応心配なのでマスクをつけておこうかなと」「外すことに抵抗があって…マスクがある生活に慣れてしまって本当に外していいのかなと」

広島市内の百貨店ではー

安村恵美記者「広島三越のライオン像、今日からマスクが外されてまた凛々しい姿が戻ってきました」

コロナ禍に入り2020年からマスクを着けていたライオン像。約3年間のマスク生活に終わりを告げました。

福屋八丁堀本店では開店一時間前に入口のマスク着用を呼びかけるプレートが3年ぶりに撤去されました。

金尾真弓記者「きょうから店内でのマスク着用は個人の判断となります。そのため全ての張り紙が差し替えられました」

来店客のマスク着用は自由となりましたが従業員は当面着用を続けるということです。

福屋 月山淳一次長「これまでどうしてもマスク着用で制限があったと思うが、マスクを外してゆっくりとお買い物を楽しんでいただきたい」

初日の13日は入口でマスクを着用する人も見られ、ほとんどの人がマスクをして来店していました。

一人一人に委ねられたマスク着用の判断。コロナ禍前の光景は戻ってくるのでしょうか。

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