早明浦ダムの貯水率低下 第1次取水制限始まる 香川県庁に節水を呼び掛ける看板設置

高知県の早明浦ダムの貯水率が低下していることを受け、香川用水への供給量を20%カットする第1次取水制限が14日朝から始まりました。

香川県庁のトイレでは、節水のため、洗面所の水圧を半分にする作業が行われました。

高知・早明浦ダム 午前10時ごろ 提供:水資源機構

早明浦ダムの貯水率は14日午前9時現在、58.0%で、平年を20ポイント以上下回っています。

このため吉野川水系水利用連絡協議会は、午前9時から第1次取水制限を開始し、香川用水への供給量を20%カットしました。

県庁東館の玄関には、県民に節水を呼び掛ける看板が設置されました。

(香川県 水資源対策課/和泉弘樹 課長)
「歯磨きをするときに水を流しっぱなしにしない、風呂の残り湯を洗濯に使うなど、大事に使っていただければ節水につながる」

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