体内にドラッグ49粒を隠して密輸

香港税関は3月12日、体内にドラッグを隠して香港に持ち込もうとした男を逮捕した。3月12日付政府公報によると、税関は3月11日にウガンダからエチオピア経由で香港国際空港に到着した男性旅客が通関の際に不審な様子だったことから、体内にドラッグを隠している疑いがあると判断。病院に移送し検査したところ、翌12日18時に体内でドラッグが確認された。男(30歳)が所持していたのは俗にアイスと呼ばれる毒物「メタンフェタミン」49粒で、計約680グラム、末端価格は35万ドルに相当する。ドラッグはすでに体外に排出されたという。香港では「危険薬物条例」によって危険薬物の販売、輸送は重罪となる。この条例に違反した場合、500万ドル以下の罰金または終身刑となる。当局ではドラッグに関する24時間ホットライン(2545ー6182)を設置、市民からの情報を求めている。 (写真・政府新聞処)

© HKP