15日(水)の天気 全国的に晴れて春本番の陽気 一日の気温差・花粉の飛散・なだれに注意を

 きょう15日(水)は高気圧に覆われて、全国的に穏やかに晴れる見込み。昼間は広く4月並みの気温まで上がり、春本番の暖かさとなりそうだ。空気が冷える朝と昼間の気温差が大きく、花粉の飛散もピークを迎えている所が多い。積雪の多い地域では、気温の上昇によるなだれにも注意が必要となる。また、全国的な晴れは、当面、きょうまでの見込み。

晴れて日差しポカポカ 花粉・気温差・なだれに注意

 きょうは、沖縄は不安定な天気となるが、その他は、全国的に晴れて空気が乾き、洗濯日和となりそうだ。ただ、きょうも東北から西日本で花粉の飛散が多くなるので、対策をしながら、日差しを有効に使いたい。

 予想最高気温は、東京は17℃、東海から西は20℃を超える所が多く、各地で春本番の暖かさ。松江は5月中旬並みの23℃まで上がる予想で、汗ばむ陽気となる見込み。朝と昼間の気温差が大きくなるので、脱ぎ着しやすい服装がおすすめだ。
 気温の上昇で、積雪の多い地域では雪解けが進むため、なだれや融雪による土砂災害に注意が必要となる。

今週後半も桜開く暖かさ 週末にかけ天気・気温とも変化あり

 今年の桜前線は、きのう14日(火)、記録的な早さで東京からスタートしたが、あさって17日(金)にかけて、桜の開花を促すような季節先取りの暖かさの続く所が多くなる見込み。

 あす16日(木)は日本海側や北日本で一時的に雨の降る所があり、17日(金)は西から天気が下り坂、18日(土)にかけて東北南部から西日本で広く雨が降りそうだ。18日(土)は寒の戻りとなるが、19日(日)以降は晴れ間とともに春本番の暖かさが戻る見込み。

(気象予報士・海老原美代子)

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