「各国首脳の安全確保を」G7サミット期間は船舶の航行制限 第6管区海上保安本部 広島

G7広島サミットの開催まで約2か月です。海での警備を担う第6管区海上保安本部は、開催に合わせ、周辺の船舶の航行を制限すると明らかにしました。

サミットのメイン会場「グランドプリンスホテル広島」は、周りを海で囲まれていて、海上での警備も重要な課題となります。

第6管区海上保安本部 橋本昌典 本部長
「各国首脳の安全確保とソフトターゲットへのテロ対策などを行う」

サミット開催に合わせ、第6管区海上保安本部は、5月15日から22日までの間、宇品島沖で「船舶の航行自粛」を呼びかけます。広島市の市街地へつながる河口部を通る場合でも、事前に海上保安本部に知らせる必要があり、許可を受けた船舶には「識別旗」が配られるということです。

このほか、第6管区海上保安本部では、巡視船艇やゴムボートでの監視や、周辺のターミナルでの警戒を強化するなどとしています。

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