F1オーストリアGP、新契約により2027年までの開催が確定

 F1は、オーストリアGPに関して新たな4年契約を結び、同GPの2027年までの開催が確定したことを発表した。

 シュタイアーマルクのシュピールベルクでのオーストリアGPは、2014年に復活。2022年には観戦チケットが完売し、303,000人の観客が訪れた。現契約期間は2023年までだったが、F1は3月15日、新たに4年契約を結んだことを発表した。

2022年F1第11戦オーストリアGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)

 F1の会長でありCEOのステファノ・ドメニカリは、新契約に際し、次のようにコメントした。

「オーストリアGPは、チャレンジングなトラック、高速のレース、美しい会場の完璧な組み合わせをファンに提供している。新契約により、少なくとも2027年までレッドブルリンクで開催することをうれしく思う」

「シュピールベルクに戻ってきて10年目を迎えるにあたり、この契約更新に関わったすべての人たち、特にプロモーターおよびレッドブルに感謝したい。F1に愛、情熱、ビジョンをもたらした(サーキットのオーナーだった)ディートリッヒ・マテシッツに敬意を表する。このイベントは継続的な成功を収め、オーストリアおよび世界中での我々のスポーツに対する強い関心が確立された」

レッドブルリンクに詰めかけるフェルスタッペン応援団

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