財政部長、香港の優位性発揮を支援

北京を訪問中の李家超・行政長官は3月14日から中央政府の各部・委員会・機関の訪問を開始した。15日付香港各紙によると、14日は午前中に国務院財政部を訪問し、午後に故宮博物院を見学した。財政部の劉昆・部長(財務大臣)は「財政部は党中央の政策決定に従い、香港が独特の優位性を発揮し、広範に国際協力を展開し、国家の発展の大局により融合することを全力で支援する」と述べた。李長官は財政部が一貫して香港の国際金融センターとしての地位強化を支援するとともに、香港が国家の金融改革に融合するのを支援していることに感謝を表明した。李長官は香港が地域の債券発行の第一候補地となることに言及。より多くの中国本土の機関が香港でグリーン債券を発行し、本土の省市区政府と企業が香港の起債プラットホームを活用するため、特区政府は便利措置を提供すると説明した。香港ではすでに法例を改正し、3月末からすべての本土の地方政府が香港で債務証書を発行する際の所得税が免除される。また李長官は会談で、香港の会計士が国家発展の大局への融合でさらに大きく貢献することを推進すると表明した。

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