「水路から人の声がする」 男性が自転車ごと転落か 付近の住民が救助するも死亡 広島

16日夜、広島市で男性が水路に倒れているのが見つかり、その後、死亡しました。警察は、乗っていた自転車ごと水路に転落したとみて調べています。

事故があったのは、広島市安佐北区安佐町の市道です。警察によりますと、16日午後10時ごろ、付近の住民が水路から人の声がしたことに気付き、水路に落ちている男性を発見、引き上げました。

転落していたのは、現場付近に住む藤岡真さん(68歳)で、病院に運ばれましたが、頭を強く打っており、その後、死亡しました。藤岡さんとともに自転車も水路に転落していたということです。

現場付近は街灯のない道路です。水路は幅が3メートル、水深は10センチほどで、藤岡さんの近くには自転車が転落していたということです。

警察は、藤岡さんが乗っていた自転車ごと水路に転落したとみて事故の原因を調べています。

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