本日は3月17日。そこで、サッカー界で「背番号17」をこよなく愛する7名のスター選手を紹介する。
ケヴィン・デ・ブライネ
- マンチェスター・シティ:2015-
まずは、マンチェスター・シティでしかこの番号をつけていないのにすっかり「17」の代名詞的存在となっているデ・ブライネ。
彼がシティへ加入したのは、2015年8月30日。このシーズンから7番をつけるラヒーム・スターリングが加入したのは同年7月14日だったため、もし順番が逆であったならデ・ブライネの番号はベルギー代表と同じ7番で定着していたかもしれない。
ジェローム・ボアテング
- ハンブルガーSV:2009-2010
- マンチェスター・シティ:2010-2011
- バイエルン・ミュンヘン:2011-2021
- リヨン:2022-
続いては、名門バイエルンで「17」を長く背負ったジェローム・ボアテング。2011年にマルク・ファン・ボメルから受け継ぎ、10年にわたりこの番号をつけた。
ボアテングはハンブルガーSVやマンチェスター・シティ、ドイツ代表でも17番をつけており、2021年に移籍したリヨンでも2年目に27番から17番へ変更している。
ホアキン・サンチェス
- ベティス:2001-2006、2016-
- バレンシア:2007-2010
- フィオレンティーナ:2013-2015
ボアテング同様、所属したほとんどのチームで「17」をつけた経験を持つホアキン・サンチェス。
2000年代前半にベティスで背負うと、その後はバレンシアとフィオレンティーナでも選択。2015年から再びベティスに復帰し、当初は7番だったが2016-17シーズンから17番に戻している。
マレク・ハムシーク
- ブレシア:2006-2007
- ナポリ:2007-2019
- 大連プロフェッショナルFC:2019-2021
- ヨーテボリ:2021
- トラブゾンスポル:2021-
2007年から10年以上ナポリでプレーし、近年における躍進の立役者であるマレク・ハムシーク。
そんな彼は、キャリアのほとんどを「17」に捧げた生粋の選手だ。スロバキア代表でもこの番号を背負ってワールドカップやEUROに出場している。
マリオ・マンジュキッチ
- NKザグレブ:2006-2007
- ディナモ・ザグレブ:2007-2010
- ユヴェントス:2015-2019
- アル・ドゥハイル:2019-2020
カタールワールドカップでクロアチア代表のアシスタントコーチを務めたマリオ・マンジュキッチもまた「17」を愛した男。
その名を欧州中に知らしめたディナモ・ザグレブ時から17番がとても印象的で、クロアチア代表でも2010年からは一貫してこの番号だった。
ティム・ケイヒル
- エヴァートン:2004-2012
- ニューヨーク・レッドブルズ:2012-2015
- 上海緑地申花:2015-2016
- 杭州緑城:2016
- メルボルン・シティ:2016-2017
- ジャムシェードプル:2018-2019
日本人にとってはオーストラリア代表の4番という印象が強いケイヒル。しかし、クラブではキャリアを通して「17」を背負うことが多かった。
上記を見ると全期間のように見えるが、1998年から2004年と2018年に在籍したミルウォールでは違う番号をつけている。4番は実は最初のミルウォール時代の背番号だ。
ナニ
- マンチェスター・ユナイテッド:2007-2014
- フェネルバフチェ:2015-2016
- バレンシア:2016-2017
- スポルティング:2018-2019
- オーランド・シティ:2019-2021
- メルボルン・ビクトリー:2022-
すっかりベテラン選手となり、現在はメルボルン・ビクトリーでプレーするナニ。彼が最初に17番をつけたのは、2007年に移籍したマンチェスター・ユナイテッドでのこと。
当時チームではクリスティアーノ・ロナウドが7番をつけて絶対的な存在となっており、ポルトガル代表でも同僚のナニは自然と17番が定位置になった。