宮崎第一信金職員4345万円着服 不正融資繰り返す、告訴へ

 宮崎第一信用金庫(落合眞一理事長)は17日、宮崎市清武町の清武支店係長の男性職員(34)が、不正融資を繰り返し、計4345万円を着服していたと発表した。今年2月までの11年間に知人や親族に融資を持ちかけ、その融資金を横領するなどの手口で5顧客計32件の不正を行っていた。被害額は同金庫が全額弁済した。同金庫は今後、職員を懲戒解雇処分とし、業務上横領の疑いで刑事告訴する。

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