「どういうマインドがベストか」 上田桃子リベンジへ4打差首位

最終日の課題を克服できるか(撮影/奥田泰也)

◇国内女子◇Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント 2日目(18日)◇鹿児島高牧CC(鹿児島)◇6419yd(パー72)

4打差首位の上田桃子にリベンジのときがやってきた。「本当にどうとらえるか。競り負けないようにと考えるか、やっと優勝できるチャンスがきたととらえるか」と話した。

昨年11月の「TOTOジャパンクラシック」、翌週「伊藤園レディス」は首位で最終日を迎えたが、いずれもオーバーパーをたたいて優勝を逃した。2週前「ダイキンオーキッドレディス」も「70」と伸ばしきれずに3打差2位と最終日に課題を感じていた。

「きょう1日かけてどういうマインドでプレーするのがベストかしっかりと考えたい。まずは気負ったところでやることは変わらない。前はこうだったと考えすぎないでアグレッシブさを大事にプレーしたい」

大会2勝目、ツアー18勝目を目指す(撮影/奥田泰也)

この日の18ホールも自然体を貫いた。出だし1番パー5は40ydから60度で1.5mにつけてバーディ発進。8番(パー5)からは3連続バーディを奪い、18番は4mにつけてバーディで締めた。

「きょうはきのうよりも風がぐるぐるまわっていた。縦距離をあわせるのが難しい。わからないときはセーフティでマネジメントできていた」。パーオン率は83%(15/18)、パット数は27と納得のプレーだった。

大会2勝目へ4打のリードを持って出るが、「後ろから追いかけてくる選手もいい選手が多い」と警戒する。22年「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」以来のツアー通算18勝目へ気持ちを整えた。(鹿児島県姶良市/玉木充)

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