比嘉一貴「マスターズ」へテキサスから連戦プラン

自身が主催するジュニアイベントで「マスターズ」への抱負を語った比嘉一貴(提供:大会事務局)

国内男子ツアー賞金王の比嘉一貴が18日、地元・沖縄県のかねひで喜瀬カントリークラブで「比嘉一貴 invitational ジュニアゴルフカップ」を開催した。

「イチプロゴルファーとして名前が付くジュニアのトーナメントをやりたいとずっと思っていた」という念願がかなったイベントには、男女32人のジュニアゴルファーが参加。「僕は(宮里)優作さんや藍さんに憧れてプロの世界を目指していたので、僕も模範になって(ジュニアゴルファーも)そう思ってプロを目指してくれたらなと思います」と思いを明かした。今後も規模を拡大しながらイベントを継続させたい考えだ。

今年は1月から米国、欧州、アジアの3ツアーを巡って5試合に出場。多忙なスケジュールの合間をぬってのイベント開催となる中、特別招待により初めて出場権を得た「マスターズ」もいよいよ2週後に迫った。

出場が決まった1月初めからは「マスターズへ向けて調整していて、少しずつ状態も良くなっている」という比嘉。2月の欧州ツアーでは優勝争いに加わり、「調子は悪くはなかったけど、いま一つという不安材料」も練習やトレーニングにより解消されつつある。

世界ランキング上位64人が参戦する「WGCデルテクノロジーズ マッチプレー」(3月22日~)は出場資格が降りてこなかったが、マスターズ開幕前週の米ツアー「バレロテキサスオープン」(3月30日~/テキサス州・TPCサンアントニオ)に出場予定であることを明かし、連戦でオーガスタへ乗り込む構えだ。「そこで思いっきりプレーができたらなと思います。100%の力がマスターズで出せるように頑張ります」と意気込んだ。

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