作新学院がセンバツ初戦突破 大分商を振り切る

初戦を突破し、笑顔を見せる作新ナイン

 第95回記念選抜高校野球大会第2日は19日、阪神甲子園球場で行われ、第2試合の2回戦で打線がつながった作新学院(6年ぶり11度目)が大分商(大分、3年ぶり7度目)を8-6で下し、16強入りした。栃木県勢の初戦突破は第90回大会の国学院栃木以来5年ぶり。

 作新学院は11安打で打ち勝った。二回、1死から武藤匠海、澤田秀翔、上野飛馬の長短3連打などで4点を先制。5-2の七回は四球や野選が絡み1点差に詰め寄られたが、直後に東海林智、磯圭太、斎藤綾介の3連打などで突き放した。

 先発の川又楓は四回途中で降板。4投手をつぎ込む継投で逃げ切った。

 次戦は第7日の第3試合で英明(香川)-智弁和歌山(和歌山)の勝者と対戦する。

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