水原希子が「The Covers」を卒業。細野晴臣からのSPメッセージも

NHK BSプレミアムで放送中の「The Covers」(日曜午後10:50)で2021年から2年間MCを務めてきた水原希子が番組を卒業。3月26日の放送回は、「水原希子 卒業SP ~シーナ&ロケッツ 鮎川 誠トリビュート~」と題しておくる。

「The Covers」は、日本の音楽シーンを代表するアーティストが、思い出深い名曲をカバーする音楽番組。今回は、これまでの水原と共に届けてきた番組のハイライトをオンエアする。リリー・フランキーと共に水原がMCを務めた2年間で、番組では「地方開催のカバーズフェス(福岡・北海道)」や、山下達郎特集、ユーミン(松任谷由実)特集、シティーポップ特集から、中森明菜特集、郷ひろみナイト、氷川きよしナイトなどジャンルを問わず音楽を愛する水原の目線を通して、より深く、時代に刻まれる音楽の魅力を紹介してきた。

水原にとって最も思い出深いのが、21年12月に福岡県北九州市で開催した「カバーズフェス in 福岡」のステージ。フェスには、レジェンドゲストとして福岡出身のシーナ&ロケッツ・鮎川誠さんが登場した。彼らのヒットナンバー「ユー・メイ・ドリーム」(1979年)を、鮎川さんと、中島美嘉、水原がコラボレーションした。このステージは、今年1月に亡くなった鮎川さんのテレビでのラストパフォーマンスだった。ステージでのトークでは、鮎川さんが名曲「ユー・メイ・ドリーム」の制作秘話として、この曲の作曲・プロデュースを務めた細野晴臣や、高橋幸宏さんとの出会いについて語るシーンもある。

ロックを貫き、ギター愛&音楽愛あふれる鮎川さん。番組では、多くの音楽ファンやミュージシャンから愛され続ける鮎川さんにリスペクトを込めて、この時のラストパフォーマンスと語られた言葉をあらためて放送。さらに、水原が敬愛してやまない細野から、水原の卒業に向けてのスペシャルメッセージも。感極まる水原に、細野が贈った言葉とは?

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