ロックで足利を元気に 初のロックフェス開催 足利商工会議所青年部

中心となってフェスを企画した石原さん

 【足利】足利商工会議所青年部は25日、市内で初めての野外ロックフェス「ASHIKAGA FES. 2023」を渡良瀬川左岸の中橋緑地北多目的広場で開く。

 音楽の力で足利を盛り上げて新たな街の魅力を創出しようと、市内でライブハウスを運営する同部まちの魅力創生委員会委員長の石原祐希(いしはらゆうき)さん(35)を中心に、昨年の春から準備を進めてきた。

 会場には四つのステージが設けられる。ドラマ主題歌などを手がける男女6人組バンド「AliA(アリア)」や市出身の3人組バンド「fusen(フセン)」など25組が出演予定。他にも地元の飲食店が10店舗ほど出店し「フェス飯」を提供する。

 10年以上前から音楽フェスを開きたいと思っていたという石原さんは「フェスの運営は初めてで手探りな部分もあるが、音楽で人と街、心がつながる温かいイベントにしたい」と意気込んでいる。

 午前10時開場、11時開演。午後4時終演。チケットは一般前売り5千円、当日6千円。学生3500円。中学生以下は保護者同伴で無料。「e+(イープラス)」と同商議所で販売。雨天決行、荒天中止。

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