日本時間３月21日、レギュラーシーズン開幕を10日後に控えるメジャーリーグはオープン戦25日目を迎えた。グレープフルーツ・リーグ（フロリダ州）の首位に立っているカージナルスは、先発のジェイク・ウッドフォードの好投もあり、マーリンズに５対０で勝利。連勝を４に伸ばし、首位をキープした。一方、カクタス・リーグ（アリゾナ州）の最下位に沈んでいるガーディアンズは、７回裏に４点差を追いつかれ、レンジャーズと５対５で引き分け。筒香嘉智は９回裏二死走者なしの場面で代打に起用され、空振り三振に倒れた。
カージナルスは先発のウッドフォードが５回82球を投げて被安打５、奪三振７、与四球１、無失点の好投。しかし、マーリンズ先発のダニエル・カスタノから得点を奪えず、試合は０対０のまま６回裏のカージナルスの攻撃を迎えた。この回、カージナルスは先頭のトミー・エドマンが四球で出塁し、次打者ジョーダン・ウォーカーの打球が三塁ジーン・セグラの悪送球を誘って１点を先制。無死１・３塁とチャンスが広がったあと、ノーラン・ゴーマンのタイムリーで２点目を奪った。さらにフアン・イェペスの犠飛、ディラン・カールソンのタイムリーで２点を追加。７回裏には二死３塁から相手投手の暴投で５点目を奪い、終わってみれば５対０の快勝となった。
オープン戦とはいえ、なかなか波に乗れないガーディアンズは、２回表にガブリエル・アリアスのタイムリーで先制し、４回表にはジョシュ・ネイラーが２号２ランを放って３対０とリード。４回裏に１点を返されたが、６回表にウィル・ブレナンのタイムリーなどで２点を追加し、５対１と４点をリードした。ところが、７回裏にサンディ・レオンのタイムリー、エゼキエル・デュランのタイムリー二塁打などで一挙４失点。結局５対５の引き分けに終わった。
筒香は代打で空振り三振に倒れ、試合の最後の打者に。１打数０安打１三振で、オープン戦の成績は打率.286、OPS.794となっている。
