アートバーゼル香港、23日開幕

世界的なアートフェアである「アートバーゼル香港」(3月23~25日)が香港コンベンション・アンド・エキシビション・センターで開催される。5日間の会期中に30以上の国と地域から170以上の世界有数のギャラリー が参加し、アジア太平洋地域の多様性を著名なアーティストや若手アーティストの近・現代作品を紹介する。また今年は大規模な作品に特化した部門である「Encounters」をはじめ、「ギャラリー」「インサ イト」「ディスカバリー」「フィルム」「カビネット」など、世界のアートコミュニティにとって必見のイベントとなる各特別部門が帰ってきて、出展者が作品を紹介する。このほか西九龍(ウエストカオルーン)文化地区では、アジア初のヴィジュアル・カルチャー美術館である「M +」において、日本以外のアジアでは最大規模となる草間彌生氏の大規模個展が5月25日まで開催されているほか、「香港故宮博物館」では特別展「輝き―香港宮廷美術館所蔵の古代黄金と夢蝶軒コレクション」 が9月25日まで開催されている。さらに香港島のセントラルとウェスタンディストリクトの街中をストリートアートで彩る「HKWALLS フェスティバル」(3月18~26日)、「香港国際映画祭」(3月31日~4月10日)なども開催される。

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