伊集院光、ペッパーミルパフォーマンスを真似た高校生を高野連が注意したことを批判

20日深夜放送の『伊集院光 深夜の馬鹿力』(TBSラジオ)で、タレントの伊集院光が、高野連がペッパーミルパフォーマンスをした高校球児に注意をしたことを受け、疑問を語った。

番組では、21日の朝8時からワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝の日本対メキシコ戦があるということで、野球の話題から始まった。

その際現在開催中の選抜高校野球で、東北高校の選手が、WBC日本代表であるラーズ・ヌートバーのペッパーミルパフォーマンスを真似たことを高野連が注意した話となり、「昔からそうなるのよ。派手なガッツポーズをしたらダメとかやってんだけど。なんかさ、高野連がさ、それが揉めたから、コメントを出したの」と語った。

伊集院はそのコメントの内容に驚いたようで、「(出塁は)内野安打気味…? 高野連はどう収めてくるのかなと思ったら、俺の予想では、『エラーであんな喜んじゃいけないよ』。まあギリわかるかなと思ったら、そうじゃなくて。もう、『ヌートバーポーズ…、はしゃいでんじゃねぇ!』みたいな」と相手のミスに喜んだことではなく、パフォーマンスそのものを批判してきたと説明した。

ただ、東北高校の監督で、元巨人の佐藤洋氏は「もう少し子供たちに自由に野球を楽しむ方法を考えてほしい」という方針ということで、今回のパフォーマンスについても容認している。

しかし、高野連は「楽しむのはプレイで楽しめ」と譲らないということで伊集院は「凄い思うだけどさ、“高校生らしく”って。今までね、派手にガッツポーズするのは高校生らしくないみたい話するじゃんか。高校生らしいよ(笑)。高校生こそあのペッパーミルやっていいんじゃねぇのって思う」と素直に良い結果に喜ぶ方が普通だとコメント。「何なのかね、高野連の人たちの思ってる高校生って、どんな感じになってるのかがもう、さっぱりわかんねぇな、みたいなね」と高野連の高校球児像に疑問を語ったのだった。

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