2023年でメンバーの出会いから40周年の記念日を迎えるプリンセス プリンセス。それを記念した永久保存盤Blue-ray Boxが3月22日（水）に発売された。このBlue-ray Boxの発売を記念して、全国21館の劇場で大ヒット曲満載の『質実剛健 at 武道館 1994』が上映された。
東京・T・ジョイ品川プリンスでは、3月21日（火・祝）にメンバー富田京子（Dr）と、大ファンを公言しているミッツ・マングローブによるトークショーが満席の劇場で行なわれた。 ミッツ・マングローブによるファン目線での熱烈エピソードで会場は大盛り上がり。特別に好きなツアーパンフレットをイメージした自作衣装を披露し、「完全に海賊版ですね（笑）」と冗談を言うと、富田京子は思わず「公認です！」と回答した。
ミッツは質実剛健ツアーの武道館公演の話になると、「『世界でいちばん熱い夏』が演奏される時、私はメンバーが暑そうだから風を送ってあげようと思ってグッズのうちわで仰ぐの。そういう恩着せがましいファン心理ってあるんですよね」と話すと、富田は「ありがてえ、ありがてえ」と返答。
また、ミッツは当日上映されたライブツアー『質実剛健』の話になると、「この会場でツアーをご覧になった方はいますか？ …たくさんいらっしゃいますね～！ あれから30年くらいたってますからね。よくぞ、ご無事でいらっしゃいました」と会場の笑いを誘った。
最後のあいさつでは、ミッツは「私にとってプリンセスプリンセスは、常に大海原の波のようにパッションがあるバンドなのでいつ見てもときめきます。こうやって周年になるとファンの皆さんと気持ちを分かち合えるので、本当にプリンセスプリンセスのファンになってよかったなと思います。これからもずっと現在進行形で好きです」と、話し、その言葉を受け、富田は「ありがとうございます。メンバーみんなに伝えます。プリンセスプリンセスが解散の時、『M』の歌唱前に香ちゃんが『私たちは解散しても、曲はこれからも皆さんの心の中に残り続けます』と言ってくれました。私はそれを半分信じて、半分信じていなかったのですが、本日の光景を見ると本当にそんなことが起こっているんだ！ と思い、当時の私たちはすごいことをやっていたのだと思いました」と話し、締めくくった。
