もういない…「カタールW杯を最後に代表引退した」世界的スター10名

昨年末に行われたFIFAワールドカップ・カタール2022。アルゼンチン代表の優勝で締めくくられた大会は、世界的に大きな盛り上がりを見せた。

今回は、そのワールドカップから今月のインターナショナルマッチウィークまでの間に代表を引退した世界的スターを10名ピックアップしよう。

ウーゴ・ロリス

代表:フランス

代表での成績:145試合0ゴール

年齢:36歳

フランス代表のキャプテンを長く務めてきた守護神。ワールドカップには2010年から4大会に連続出場し、そのうち3回を主将として出場。2018年大会では世界王者のタイトルを獲得した。

ラファエル・ヴァラン

代表:フランス

代表での成績:93試合5ゴール

年齢:29歳

まだ29歳ながら、カタールでの戦いを終えてまもなくフランス代表から離れることを発表したヴァラン。怪我をおして参加した大会で優勝を逃し、10年間の国際舞台でのキャリアに別れを告げた。

カリム・ベンゼマ

代表:フランス

代表での成績:97試合37ゴール

年齢:35歳

2015年に逮捕されてから長く代表を離れたベンゼマ。EURO2020で復帰したものの、今回のカタールW杯では怪我のために大会出場を逃した。また、デシャン代表監督が「ベンゼマは戻ってくることはない」と話したことに対して反発しており、批判の意を込めた投稿をSNSに行っていた。12月19日に代表引退。

ギャレス・ベイル

代表:ウェールズ

代表での成績:111試合40ゴール

年齢:33歳

ワールドカップ出場を最期にスパイクを脱いだスターのひとり。クラブレベルではなかなかうまくいかない時期が長かったなか、代表では常に中心選手として大きな役割を担った。1月10日に現役引退を発表し、今は趣味であるゴルフに専念している。

セルヒオ・ブスケツ

代表:スペイン

代表での成績:143試合2ゴール

年齢:34歳

グアルディオラ監督によってバルセロナのトップに引き上げられ、世界最高クラスのアンカーに成長したブスケツ。スペイン代表では143試合に出場。ワールドカップ4大会、EURO4大会でプレーした。昨年12月16日に代表を離れることを発表している。

エデン・アザール

代表:ベルギー

代表での成績:126試合33ゴール

年齢:31歳

チェルシー時代は世界最高クラスのアタッカーとして鳴らしたアザール。スペイン移籍後はなかなかコンディションが整わず、ほぼベルギー代表でのみのプレーになっていた。そして今回ワールドカップでグループステージ敗退に終わったあと、SNSで代表引退の意向を発表している。

トビー・アルデルヴァイレルト

代表:ベルギー

代表での成績:127試合5ゴール

年齢:34歳

アヤックスでのプレーが認められて2009年からベルギー代表に名を連ねてきたアルデルヴァイレルト。2021年にカタールのアル・ドゥハイルへ移籍し、そして昨年はベルギーに帰国してアントワープに加入。3月6日に代表から離れることを発表し、クラブでのプレーに専念している。

シモン・ミニョレ

代表:ベルギー

代表での成績:35試合0ゴール

年齢:35歳

ティボー・クルトワのサブとしての役割も長くこなしてきたベテランGK。圧倒的反射神経とへこたれないメンタルで現在もクルブ・ブルッヘの守護神として活躍しているが、3月14日にベルギー代表からは離れることを表明した。

アンドレ・オナナ

代表:カメルーン

代表での成績:34試合0ゴール

年齢:26歳

アヤックスで攻撃力ある現代的なゴールキーパーとしてブレイクし、カメルーン代表でも守護神に定着してワールドカップに臨んだ。しかしリゴベール・ソング監督とチームの戦術を巡って衝突し、大会中にメンバーから追放された。そのまま代表からの引退を発表している。

ブライアン・ルイス

代表:コスタリカ

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代表での成績:147試合29ゴール

年齢:37歳

スポルティング時代の同僚である田中順也も「サッカーの全てがずば抜けてうまい」と称したコスタリカの英雄ブライアン・ルイス。37歳で迎えたワールドカップで惜しくも決勝トーナメント進出を逃し、代表からの引退、そして現役引退を発表している。

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