スケボーしても怒られない場所を 小学生が下野市長に要望書提出

要望書を手渡す堀口君(左から2人目)らメンバーと坂村市長(左)

 下野市や宇都宮市の小学生スケーター9人でつくる「板の会」は17日、下野市内にスケートボードパークを建設することを求める要望書を、約1700人分の署名を添えて坂村哲也(さかむらてつや)市長に提出した。

 板の会は、石橋小4年堀口晴太(ほりぐちはるた)君(10)を中心に昨年結成。市内公園はスケートボードの使用が禁止されているため、気軽に遊べる場所ができるよう署名活動をしている。署名は昨年7月から対面やオンラインで集めてきた。

 堀口君をはじめとしたメンバー5人と保護者らが市役所を訪問。5人は坂村市長の前に並び、「怒られないで(スケートボードが)できる場所が欲しい」「立派ではなくていいのでパークを整備してほしい」などと一人一人が思いを語り、要望書を手渡した。

 坂村市長は「皆さんの思いを受け取りました。要望についてはできる限り検討したい」と話した。

坂村市長に思いを伝えるメンバーたち

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