今年はルピナス3万本 鹿沼・花木センターで植栽作業が始まる

約80人が参加したルピナスの植栽作業

 4月22日に鹿沼市茂呂の市花木センターで始まる「花と緑のフェスタ」に向けたルピナスの植栽作業が22日、同センターで始まり、植栽ボランティアや鹿沼南高環境緑地科の1、2年生ら約80人が参加した。

 同センターは7年前から敷地内の傾斜地にルピナスを植栽しており、今年は昨年の1万2千本を大幅に上回る約3万本を用意した。

 参加者たちは、傾斜地に25センチ間隔で開けられた穴に、高さ20センチほどの苗を植えて丁寧に土をかぶせた。約3時間の作業で約6千本を植栽した。

 ボランティアで参加した鹿沼市、中田芳夫(なかだよしお)さん(76)は「奇麗に咲いた花が、鹿沼の活性化につながればうれしい」と話した。

 ルピナスはフェスタ開幕時には1メートルほどに成長し開花する見込み。同センターは今年から有料(500円)で公開する。

 市花木センター公社の茂呂久雄(もろひさお)常務理事(62)は「暖かい日が続いているので、見頃が4月半ばごろに早まる可能性もある」と話している。

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