オープン戦27日目 千賀が5回途中2失点で2敗目、筒香ノーヒット

日本時間3月23日、メジャーリーグはオープン戦27日目を迎えた。メッツの千賀滉大はアストロズ戦に先発し、オープン戦3度目の登板。5回途中2安打2失点で降板し、2敗目(1勝、防御率4.00)を喫した。一方、レンジャーズとマイナー契約を結び、招待選手としてスプリング・トレーニングに参加している筒香嘉智は、ホワイトソックス戦に「8番・DH」でスタメン出場。8回裏の3打席目で四球を選んで代走を送られ、2打数0安打1四球で打率.261、OPS.755となっている。

千賀は初回を三者凡退に抑える上々のスタートを切り、2回表は二死からジャスティン・ダーデンに二塁打を許しながらも無失点。3回表は四球とヒットで一死1・2塁のピンチを招いたが、デービッド・ヘンズリーをサードゴロ併殺打に打ち取り、ピンチを切り抜けた。4回表は初回以来となる三者凡退に抑え、5回表先頭から二者連続四球を与えたところで降板。2番手のジミー・ヤカボニスがこの2人の走者を生還させたため、千賀には2失点が記録された。5回途中まで58球(うちストライク32球)を投げて被安打2、奪三振3、与四球3、失点2という内容で、防御率は4.00となった。

試合はアストロズが5回表に一挙4点を先制。メッツは5回裏にエデュアルド・エスコバーのタイムリー二塁打で1点を返したが、アストロズは9回表にマウリシオ・デュボンのタイムリー二塁打でダメ押しの1点を追加した。メッツは9回裏に一死満塁のチャンスを作ったものの、ブレット・ベイティの押し出し四球で1点を返しただけ。ダニー・メンディックとDJ・スチュワートが連続三振に倒れ、アストロズが5対2で勝利した。

スタメン出場した筒香は、2回裏二死走者なしの第1打席で空振り三振、5回裏二死走者なしの第2打席でファーストゴロに倒れたあと、8回裏先頭の第3打席で四球を選んで代走と交代し、2打数0安打1四球。レンジャーズは2回裏と7回裏に1点ずつを奪い、ホワイトソックスを2対0で破った。

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