柴湾で手榴弾発見、無事に処理完了

3月22日、香港島東部の柴湾で手榴弾とみられる物体が見つかり、香港警察の爆発物処理班が出動する騒ぎがあった。同日の香港メディアによると、同日12時50分ごろ、小西湾邨(小西湾団地)の向かいの山腹の枯れ葉の中に手榴弾のようなものがあると通行人が通報。駆けつけた警察がただちに現場一帯を封鎖し、消防も出動。警察の爆発物処理班が処理した。見つかったのは本物の英国式手榴弾1個で、長さ約10センチ、重さ約2ポンドのものだったという。第二次世界大戦からかなりの時が経っているものの香港では今でも戦時中に使われた手榴弾や不発弾が見つかることがあり、最近では2020年3月20日に香港島南部の赤柱(アバディーン)にあるハイキングコースで手榴弾5個が見つかっている。

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