東京都の選挙はいつ?4月統一地方選挙では12区、4市で首長選挙~2023年の全選挙を一挙紹介シリーズ~

47都道府県の選挙予定を紹介するシリーズ。本コラムでは、日本の首都・東京都を取り上げます。

23区では18区市町村の長

4月に執行される統一地方選挙では都内18区市町村の長、47区市町村の議員の選挙が行われます。下記に、23区、市、町村ごとに行われる選挙の種類と、立候補者が選挙活動を開始する告示日と投票日を紹介します。

23区、市、町村に分かれています。23区は次の表の通りです。

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区長選挙が行われるのは、中央区、文京区、台東区、墨田区、江東区、大田区、世田谷区、渋谷区、豊島区、北区、板橋区、江戸川区の12区です。

区議会議員の選挙は千代田区(定数23)、中央区(同30)、港区(同34)、新宿区(同38)、文京区(同34)、台東区(同32)、墨田区(同32)、江東区(同44)、品川区(同40)、目黒区(同36)、大田区(同50)、世田谷区(同50)、渋谷区(同34)、中野区(同42)、杉並区(同48)、豊島区(同36)、北区(同40)、荒川区(同32)、板橋区(同46)、練馬区(同50)、江戸川区(同44)の21区で行われます。

区長選、区議会議員選挙ともに4月16日に告示され、約1週間の選挙期間を経て、4月23日に投票日を迎えます。

区長選は前回の2019年統一地方選挙で立候補した現職の再選率が100%でした。今回も、現職区長が引退表明した大田区、区長が死去した豊島区を除く10区では、現職に新人候補が挑む構図となる見通しです。選挙の動向を要チェックです。

都内26市では4市長選、20市議選

次に、26市をみてみましょう。

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市長選挙は、三鷹市、東村山市、東大和市、稲城市の4自治体で行われます。

一方の市議会議員選挙は、八王子市(定数40)、武蔵野市(同26)、三鷹市(同28)、青梅市(同24)、府中市(同30)、昭島市(同22)、調布市(同28)、小平市(同28)、東村山市(同25)、国分寺市(同22)、国立市(同21)、福生市(同19)、狛江市(同22)、東大和市(同22)、清瀬市(同20)、東久留米市(同22)、武蔵村山市(同20)、多摩市(同26)、稲城市(同22)、羽村市(同18)の20市で選挙戦となります。

選挙期間と投票日は23区と同じく、4月16日に告示され、1週間の選挙期間後の4月23日が投票日です。

都内13町村では2町村長選、6町村で議員選

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長の選挙は、檜原村、大島町の1村、1町で行います。

議会議員選挙は、瑞穂町(定数16)、檜原村(同8)、大島町(同14)、神津島村(同8)、御蔵島村(同6)、小笠原村(同8)の2町4村が対象です。

こちらは選挙期間が、23区と市部より短い5日間です。4月18日に告示され、投票日は4月23日になります。

統一後には、足立区長選挙、立川市長選挙なども

統一地方選挙後、都内では9つの種類が予定されています(2023年3月時点)。

5月14日には、足立区で区長選と区議会議員選挙のダブル選挙が告示され、5月21日に投票日をむかえます。区議会議員選挙では45議席を争います。

8月以降は、日の出町議会議員(定数14)が8月15日告示・8月20日投票、立川市長選挙が8月27日告示・9月3日投票と予定されています。この後も、八丈町長選挙が9月12日告示・9月17日投票、青梅市長選挙が11月5日告示・11月12日投票と続きます。

このほか、選挙日は未定ですが、10月に新島村長御蔵島村長が、11月に奥多摩町議会(定数12)がそれぞれ任期満了を迎え、選挙が行われる見通しです。

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