フルーツ×市販のお菓子でお手軽!あったかキャンプスイーツ5選

キャンプの楽しみはキャンプ飯!どうせなら、おやつやデザートも手作りしてみませんか?おすすめはフルーツを使ったあったかキャンプスイーツ。今回のレシピは入手しやすいフルーツと市販のお菓子やミックス粉を組み合わせて焚き火やガスコンロなどで加熱するだけなので、初心者さんやソロキャンプでも簡単に作れます。ぜひ次回のキャンプの参考にしてくださいね。

キャンプスイーツレシピ1:「お手軽アップルクランブル」

筆者撮影:トッピングはしばらくたつと、リンゴの水分で少し柔らかくなります。

クランブルとはバター・砂糖・薄力粉を混ぜて作るポロポロとしたトッピング生地のことです。

今回は、市販のクッキーやビスケットを組み合わせた時短バージョンで勝負!

柔らかいリンゴとカリカリのトッピングがナイスな組み合わせです。

材料(1人分)

  • りんご:1/2個
  • 砂糖:10g(スティックシュガー3gx3本)
  • バター:20g(大さじ2弱)
  • お好みのクッキー・ビスケット:2〜3枚
  • シナモンパウダー:少々(なくてもOK)

作り方(所要時間:20分)

  • りんごの皮をむき食べやすい大きさに切り全体に砂糖をまぶす。
  • 鍋を火にかけバターを溶かす。
  • 1を鍋に加え、ごく弱火でゆっくり火を通す。
  • しんなりとしてきたら火を止め、お好みでシナモンパウダーを振り、砕いたクッキーをのせて完成。

ポイント

筆者撮影:焦げつき防止に水を少し足してもOK!
  • 砂糖をまぶすと焦げやすくなります。水を少し足すか、なべ底をときどき火から離して調節しましょう。

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▼コールマン「パッカウェイクッカーセット

キャンプスイーツレシピ2:「オレンジカップのチョコブラウニー」

筆者撮影:量が多いとオレンジカップからはみ出すことも。できあがりまでのお楽しみ!

オレンジとチョコレートは相性がいいのでデザートにぴったり。オレンジの皮を入れ物にするので洗い物も少なくなって便利です。

生地は市販のブラウニーミックスのほか、ホットケーキミックスにココアパウダーを追加してもOK!

材料(1人分)

  • オレンジ:1個
  • ブラウニーミックス粉:山盛り大さじ3(50cc、50g)
  • オレンジジュース:大さじ1(15cc、15g)
  • バター:大さじ2(30cc、25g)g

※目分量でつくるときは、ややかためのホットケーキ生地くらいになればOKです。

作り方(所要時間:30~40分)

  • オレンジの上部を切り取る。
  • スプーンを差し込み、中身をすくいとる。
  • シェラカップなどの器にバターを入れ軽くあたため溶かす。
  • 3にブラウニーミックス、オレンジジュースを入れてよく混ぜ、2のオレンジカップに入れる。
  • 1で切り取ったオレンジでふたをして、アルミホイルでオレンジ全体を包む。
  • 焚き火の中に入れ、30分~40分位たったら一度焼き具合を確認する。
  • 竹串や割り箸を差し込んで何もついてこなければ完成。
  • 焼き上がっていないようならアルミホイルを元にもどしてさらに焼きましょう。

ポイント

筆者撮影:オレンジの果肉はそのまま食べたり、刻んでサラダのトッピングにしたりできます。
  • ブラウニーミックス粉は50gでオレンジカップ1個分くらいです。
  • 計量は手持ちのスプーンやメモリ付きのシェラカップでOK。
  • オレンジは最後に手ではがすようにして薄皮をとるときれいなカップができます。
  • 熱源により焼き上がる時間が違うのでチェックをしながら焼き上げましょう。

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▼スノーピーク「チタン 先割れスプーン」

キャンプスイーツレシピ3:「コアラのマーチ×バナナボート」

筆者撮影:コアラのマーチをさらにトッピングして見た目もかわいく。

一面だけ皮をむいたバナナの上にフルーツやチョコなどをトッピングした「バナナボート」もキャンプスイーツの定番といわれています。

しかし、チョコは熱すると流れ出てしまうことがあるので少しやっかいな一面も。

そこでコアラのマーチを使い、クッキーと中でとろけるチョコの食感を楽しみます。

最後にコアラのマーチをトッピングすれば、カリっとした歯ごたえも楽しめます。

材料(1人分)

  • バナナ:1本
  • コアラのマーチ:8個

作り方(所要時間:15分〜20分)

  • バナナを横向きに置いて皮に切り込みをいれフタになる部分を作る。
  • 皮をはがし、コアラのマーチの大きさに合わせてナイフで切り込みをいれる。
  • コアラのマーチは横に倒して切り込みに埋め込み、皮をもとに戻してアルミホイルで全体をくるむ。
  • 焚き火や炭火の上で10分程度熱する。
  • アルミホイルを開いて好みの焼き加減になっていたら火からおろす。
  • フタにした皮をはずし、さらにコアラのマーチをトッピングして完成。

ポイント

筆者撮影:普通のチョコでもOK。
  • 長く熱するとトロトロの食間を楽しめます。
  • バナナの生の食感を残したいときは10分以内の加熱がおすすめです。

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▼大西賢製販「バナナケース」

キャンプスイーツレシピ4:「あぶりフルーツ串」

筆者撮影:ソロキャンプのときはコンビニのカットフルーツなどが大活躍。

好きなフルーツを串に刺して焼くだけの簡単レシピです。

軽く焦げ目をつけるとケーキはサクッとして、フルーツは甘くジューシーに。

コーヒーだけでなく、フルーティなワインのおともにもぴったりです。

材料(1人分)

  • バウムクーヘン:1個
  • いちご:4個
  • カットパイナップル:4切れ

作り方(所要時間:15分)

  • バウムクーヘンを食べやすい大きさに切る。
  • 竹串または金串にさす。
  • 焚き火やコンロの火に近づけてあぶる。

ポイント

筆者撮影:バウムクーヘンとフルーツの酸味と甘味がよくあいます。
  • 大きな焚き火台であぶるときは長めの金串が便利です。
  • 生クリームがあれば、串から外してパフェにしてもおいしいですよ。

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▼キャプテンスタッグ「バーベキュー串」

キャンプスイーツレシピ5:「ベリー・ベリースキレット」

筆者撮影:ブルーベリーがほどよく崩れておいしいソースになります。

とろっと溶けたチョコレートとベリーの酸味がドーナツとベストマッチ。

ゆっくり温めるにはスキレットがおすすめです。

ソロキャンのときは100均の小さめのスキレットがぴったりです。

材料(1人分)

  • ドーナツ:1個
  • いちご:4〜5個
  • ブルーベリー:8〜10粒
  • チョコレート:6〜8粒

作り方(所要時間:20分)

  • ドーナツを6等分に切る。
  • いちごはヘタをはずして縦半分に切る。
  • スキレットにドーナツ、チョコ、いちご、ブルーベリーを並べる。
  • アルミホイルでフタをして火にかける。
  • ブルーベリーがぐつぐつ煮えてきたら完成。

ポイント

筆者撮影:チョコやベリー類はまんべんなく散らします。
  • ドーナツはカステラなど、お好みのケーキで代用できます。
  • 分量はスキレットの大きさにあわせて増減してください。

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▼LODGE「スキレット6 1/2インチ」

フルーツと市販のお菓子を組み合わせればキャンプスイーツもお手軽に!

フルーツはそのまま食べてもおいしいのですが、加熱することでさらに甘さや香りが豊かになります。

さらに、クッキーやケーキなど食感の違うお菓子を組み合わせればあっという間にカラフルなデザートに。

今回は特別な材料や道具がなくても手軽にできるあったかフルーツデザートの作り方を紹介しました。

いずれも火を使うのでやけどや火事に十分注意して、自由な発想でキャンプスイーツ作りを楽しんでください。

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