きょう24日(金)も全国的に気温が高く、各地で4月から5月並みの暖かさとなった。
東京では今年初めて25℃以上の夏日となり、桜は福島でも開花するなど、この時季らしからぬ状況となっているが、あすは一転、寒の戻りとなりそうだ。
東日本や東北を中心に気温は大幅に下がるため、服装選びや体調管理に注意が必要となる。
■気温急降下 激しい寒暖差に注意
あす25日(土)の最低気温は平年よりはまだ高いものの、けさよりは大幅に低くなりそうだ。
特に北日本ではけさより10℃前後低くなる所が多く、札幌では6日ぶりに氷点下の冷え込みとなる見込み。
東北でも5℃を下回り、厚手のコートが必要な寒さとなりそうだ。
日中の気温も東日本や北日本ではきょうより大幅に低くなりそうだ。
きょう25.0℃まで上がった東京でも、あすの最高気温は14℃予想で平年並みに戻る見込み。雨が降るため、より一層、肌寒く感じられそうだ。
あさって26日(日)は西日本も含め、広い範囲で前日よりも気温が下がる予想となっている。
最高気温は全国的に平年並みかそれより低い所もありそうだ。
■土曜日は北日本で晴れ 日曜日は全国的に雨
あす25日(土)は北日本では晴れる所が多いが、東日本や西日本ではスッキリしない天気が続く。
西日本の雨雲は昼前には抜ける見通しだが、その後も所々、弱い雨が降る可能性はある。
東海や関東は午後にかけて断続的に雨が降りやすく、場所によっては夜まで降り続く所もあるかもしれない。
また、早めに雨が止む所でも、前線に近い太平洋側では雲がとれにくく、日差しは少なくなりそうだ。
あさって26日(日)は、東北から沖縄にかけては午前中から雨となる見込み。 特に沖縄には活発な雨雲がかかりやすく、激しい雨や雷雨となるおそれがある。
東海など太平洋側でも雨雲が発達するおそれがあるため、雨の降り方に注意が必要だ。
北海道の天気も下り坂で、夕方には天気が崩れてくる見込み。
(気象予報士・多胡安那)