どーもー、仙台つーしんのせんだーいです!
青葉区上杉で建設中の建物。何ができるのか、調査してきました!
宮城県が日本初!「がん検診センター」
場所は、仙台つーしんでも過去に取り上げた、旧『勝山館』跡地からすぐ!
[(https://sendai-tushin.jp/2023/03/05/post-283385/ "仙台市青葉区上杉に、大きな更地ができていました。")
仙台市青葉区上杉に、大きな更地ができていました。いかがお過ごしですか、nittaです。
仙台市青葉区上杉に、大きな更地ができていました。
その場所とは、旧『勝山館』跡地。
1階がローソンの第三勝山ビルが見えます。
また左手を...
sendai-tushin.jp2023.03.05
(ちなみにこの秋以降に見込まれるヨークベニマルの開業が見込まれているみたい)
この建物は、公益財団法人 宮城県対がん協会の「がん検診センター」!
様々ながんの検診が受けられる施設で、今では日本各地にあるようなんですが、実は日本で初めて作った(建てた)のが我らが宮城県なんです!
さらに、日本で初めての検診車も作っていました!
せんだーい
今では普通になっているがん検診!宮城県が日本で初めてのがん検診センターを作ったなんて驚きですよね~!
2024年4月オープン予定!新がん検診センターも建設中
現在、工事を進めているのは、2024年にオープン予定の「新がん検診センター」!
1968年に、日本で初めて建設されたがん検診センターは、1981年に現在の場所に移転・建設され40年以上と長きにわたって宮城県のみなさんの健康を支えてきました!
しかし、建物の老朽化や自然災害による損傷に加えて、バリアフリー化への対応などの時代の要請に応えるべく、新しいがん検診センターが建設されることになったそう。
新がん検診センターは、1Fに人間ドックなどがん、生活習慣病検診フロア、2Fには消化器内視鏡検診フロアが設置され今まで以上にわかりやすく利用しやすい施設になるみたいですよ~!
3Fには乳がん、子宮がん検診に対応する女性のためのフロアも備え、周りの目を気にすることなく受診することができます!
「新がん検診センター」は2024年4月に完成予定です!
これまでのがん検診センターは宮城県皆さんの多大なご支援によって建設されてきました。
ウクライナ情勢などによる資材高騰の影響で、建設費用が増えてしまったこともあり、今回の新がん検診センターの建設についても、募金委員会を設置し広く募金活動を行っているとのこと!
詳しくはこちら↓
【お問い合わせ】022‐263‐1637
宮城県対がん協会(公益財団法人) 事務局法人総務課
私たちの健康を守る施設に支援できる機会ですので、興味のある方はご検討ください♪
せんだーい
時代に合わせて必要なものも変わってくるもの。「新がん検診センター」の建設でさらに私たち受診者に寄り添った施設になるみたいですよ~!
健康診断も可能♪がん検診センターってこんなところ!
がん検診センターでは、がん検診以外にも人間ドックなど様々な検査ができるんですよ~!
がん検診をベースにした人間ドックを行っていて、通常の人間ドックに加え、がんに関する項目も検査できるみたい!
また、胃の内視鏡検査(胃カメラ)や乳がん、子宮がんといった女性のための検診も受診可能!
せんだーい
年に一度でもしっかり検査して大切な自分の体と向き合ってみてくださいね♪
誰でも利用できる無料の相談窓口も!
公益財団法人 宮城県対がん協会の施設内には、がんの患者さんやご家族をはじめ、誰でも利用できる無料の相談窓口「宮城県がん総合支援センター」もあります!
医療をはじめ在宅医療や介護、就労などがんに関する様々な相談にのってもらえる場所ですよ~!
専門の相談員(保健師)さんが一緒に考え、サポートしてくれるので、心配なことや相談したいことがあれば一人で抱え込まずに相談してみてくださいね!
また、電話やメールでの相談ができる「がん なんでも相談」も受付中!
窓口に行くのが難しい方は、こちらもおすすめですよ~!
【がん なんでも相談】
相談方法:電話・面談(予約制)・メール・手紙・FAX
TEL:022-263-1560 FAX:022‐263-1548
メール:zaitaku-gan@miyagi-taigan.or.jp
相談受付:月曜日~金曜日(祝日・休日、年末年始は除く)
午前9時~午後4時まで費用:相談にかかる費用は無料です
※《通信料は》相談者の負担となります
せんだーい
がん検診センターに無料相談ができる宮城県がん総合支援センターもある「公益財団法人 宮城県対がん協会」!定期的な検診を受けて、健康な人生を送っていきましょう~!
「がん征圧」に尽力した仙台市の名誉市民!初代会長の黒川利雄(くろかわ としお)博士
この機会に、胃がん検診を行った「公益財団法人 宮城県対がん協会」をつくった黒川利雄博士について見ていきましょう~!
「がんはほっとけば絶対治らない。しかし早く見つけて転移する前に手術すれば治る可能性は充分ある」
「昔結核が不治の病と言われた。でも今は治るようになった」
「正しい診断を受けて早く処置をしてもらえば、必ずしも不治の病ではないと思っている」
がん征圧を目指し、尽力した黒川利雄先生はそう残していたようです。
宮城県対がん協会の創設者黒川利雄先生は仙台市の名誉市民22人のうちの一人でもあり、とってもすごい方なんです!
1958年に日本対がん協会の理事に就任、さらに宮城県対がん協会を創設しました!
1959年には、胃がん検診用に開発したX線装置の試験運用が角田市で行われ、集団検診で1730名を検査して、3名の胃がんを発見したんだとか!
その2年後の1960年には、世界初のがん検診車「日立号」を完成させ、名取市で初めて使われたみたい。
せんだーい
早期発見と治療が要求されるがん。多くの人を検査し、早期発見ができるこの研究開発は当時の対がん運動の画期的ながん対策として偉大な功績をあげたんですよ~!
そんながん征圧の歴史に名を遺す黒川先生の功績をたたえ、がん集団検診発祥の地「公益財団法人 宮城県対がん協会」には、当時の貴重な資料や映像を展示しているんです♪
この「黒川記念室」はがん検診センターに隣接する位置に設置されています!
歴史や賞状、実際に胃がん検診に使用したレントゲン装置や…
歴代の胃カメラなどなど、ここでしか見られないものばかり!
医療に詳しくなくても、興味深く見られる場所になっていますよ~!
見学は9:00~16:00まで可能!希望の方は、スタッフにお声がけくださいね~!
せんだーい
こんなに身近にすごい功績が見られる場所があったんですね~!待ち時間や検診の後など、「がん検診センター」に行った際は見学してみてくださいね♪
「公益財団法人 宮城県対がん協会」詳細情報
■公益財団法人 宮城県対がん協会
住所:仙台市青葉区上杉5-7-30
電話番号:022−263−1525
webサイト: