EURO2024予選の臨むイタリア代表に、29年ぶりにユヴェントスの選手が1人もいない事態となった。
23日にイングランド代表と対戦し、1-2で惜敗したロベルト・マンチーニ監督率いるイタリア代表。国内の各ビッグクラブから招聘するのがイタリア代表では通例だが、今回のEURO予選ではユーベの選手がリストにいない珍事が起きている。ファーストコールの時点でメンバー入りしていた選手はいたものの、フェデリコ・キエーザは先日行われたインテルとの“イタリア・ダービー”で右膝を負傷。招集されていたレオナルド・ボヌッチもフィットネスの懸念からメンバーから外れてしまった。
またモイーズ・キーンやマヌエル・ロカテッリ、GKマッティア・ペリンといった代表経験のある選手も今回は見送りに。キエーザ含めた3選手が離脱した際の追加招集には、セリエAで評価を高める22歳ウラジミロ・ファルコーネが初のA代表入りを果たしている。
イタリア代表がユーベの選手なしで試合に臨んだのは、1994年EURO予選が最後。アリーゴ・サッキ監督が指揮を執ったアズーリはクリスティアン・パネッチとピエルイジ・カシラギのゴールにより、エストニアに2-0で勝利している。ただ今シーズンのユーベは、マッシミリアーノ・アッレグリ監督の下多くの若手選手が活躍していて、ビアンコネーリから再び代表チームに呼ばれる日もそう遠くないだろう。
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