コスティッチが決勝弾!ユヴェントス、麗しきウノゼロでインテルにシーズンダブル達成

ユーベがインテルとのダービーを制す @Getty Images

セリエA第27節が19日に実施され、インテルとユヴェントスの“イタリア・ダービー”が実現した。

1967年ごろにスクデット(セリエA優勝のこと)を10回獲得したチームに与えられる、“ラ・ステラ”と呼ばれる星のマークを入れていたのがインテルとユーベのみだったことから、国を代表するクラブ同士の意味でこの名が付けられた“イタリア・ダービー”。インテルはロメル・ルカクとラウタロ・マルティネスが2トップを組み、ユーベは最前線をドゥシャン・ヴラホヴィッチが務めた。

前半はホームのインテルがシュートまで持ち込む場面を多く創出する中、ユーベが数少ないチャンスをモノにする。23分にアドリアン・ラビオがヴラホヴィッチとのパス交換でインテルDFを引き付けると、フリーで待っていたフィリップ・コスティッチにボールを供給。コスティッチはペナルティエリア左から低い弾道のシュートを放ち、ゴール右隅に沈めユーヴェが均衡を破る。

スコアが動いた後もユーベが攻めの姿勢を崩さないことから、少ないパス回しで相手陣内に進入する回数が増加。球際の激しさも増していき、ダービーならではの熱い展開となる。それでも、先制したユーべが虎の子の1点を守りきりタイムアップ。試合終了のホイッスル直後に口論となったダニーロ・ダンブロージオとレアンドロ・パレデスが退場処分になる後味の悪い結果となったものの、麗しきウノゼロでユーベがダービーを制した。

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