レッドソックス吉田正尚、2打数無安打で途中交代 WBC後初のオープン戦で「身体的な疲れがある」

ブレーブス戦の五回、遊飛に倒れるレッドソックス・吉田正尚=フォートマイヤーズ

 米大リーグ・レッドソックスの吉田正尚(福井県福井市出身)は3月24日(日本時間25日)、キャンプ地フォートマイヤーズでのブレーブスとのオープン戦に「4番・左翼」で先発出場し、2打数無安打だった。第1打席は四球、第2打席は遊ゴロ、第3打席は遊飛。七回の守備から退いた。チームは9ー8でサヨナラ勝ちした。

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)後、初のオープン戦となった吉田は「身体的な疲れがある」と話す。一回は相手左腕が制球を乱し、一度もバットを振ることなく四球を選んだ。三回は追い込まれてからの速球の前に遊ゴロ。五回は一、二塁の好機に、内角から入ってくる初球の変化球を打ち上げて遊飛だった。

 「大リーグの投手に対して、まだそこまで打席に立てていない」と話す吉田。開幕まで1週間を切り、急ピッチで最終調整を続けていく。

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