各国で注目されているであろう、カタールワールドカップ終了後初の代表メンバーリスト。
今回は、今月の代表戦に初招集とならなかった好調な選手たちを見ていきたい。
フォラリン・バログン
所属クラブ:スタッド・ランス(フランス)
国籍:イングランド/アメリカ
伊東純也と共にスタッド・ランスで活躍しているバログン。2011年からアーセナルでプレーしている若手ストライカーであり、今季はローンでランスに加入した。
リーグアンでは今季ここまで17得点をマークしており、PSGのキリアン・エムバペらと得点王争いを繰り広げている。
代表ではこれまで主にイングランドの世代別代表で活躍しており、アメリカのU-18チームでもプレーした経験を持つ。
さらにナイジェリア代表の資格も有しているようで、今後の激しい争奪戦が予想される。
ガブリ・ベイガ
所属クラブ:セルタ(スペイン)
国籍:スペイン
今季のセルタで頭角を現しているベイガ。
20歳のスペイン人MFは、トップチームデビューから3年目となった今季ここまでラリーガで9ゴールをマークしている。
7試合の途中出場にとどまった昨季から大きく飛躍し、今ではビッグクラブへの移籍の噂も浮上するようになった。
新たにA代表を率いるデ・ラ・フエンテ監督はU-21でプレーした際の指揮官だったが、今月は最終的にメンバー入りしなかった。
デスティニー・ウドジェ
所属クラブ:ウディネーゼ(イタリア)
国籍:イタリア/ナイジェリア
ヴェローナ生まれのナイジェリア人サイドバック、ウドジェ。
昨季にウディネーゼへローンで加入し、10代ながら主力としてセリエA35試合に出場。5ゴールという数字を残した。
昨夏にはウディネーゼへ完全移籍したが、2ヶ月後に今度はトッテナムに引き抜かれることに。今季はローンバックで引き続きウディネーゼでプレーしている。
世代別ではこれまでイタリア代表に選出。A代表経験は未だなく、ナイジェリア代表としてプレーする可能性も残っている。
ソリー・マーチ
所属クラブ:ブライトン(イングランド)
国籍:イングランド
左サイドの三笘薫と共にブライトンを牽引しているウィング、マーチ。2011年にユースチームに加入して以来10年以上ブライトンでプレーしている。
ただ絶対的な主力だったわけではなく、2017年に昇格して以降のプレミアでの通算ゴール数は、昨季までの時点でわずか4ゴールであった。
ところが今季はここまでプレミアで全試合に先発し、7ゴール4アシストをマーク。28歳にして過去最高のシーズンを送っている。
イングランド世代別代表の経験はあるが、A代表の招集はあるだろうか。
ピエール・カルル
所属クラブ:ミラン(イタリア)
国籍:フランス/DRコンゴ
ミランでプレーするDFカルル。2020年にリヨンの下部組織から引き抜かれた選手である。
2年目となった昨季はセンターバックと右サイドバックの両方をこなす器用さが光り、セリエAでは28試合に出場、スクデット獲得に貢献した。
今季はここまで既に27試合に出場しており、さらに序列を上げている。
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代表では、これまでフランスの世代別代表の中心選手として多くの試合に出場。ただA代表経験は未だなく、今月も初招集とはならなかった。