「台風15号の教訓を次に」静岡市清水区の新たな水源地…11月までに最終報告 検討部会が初会合

2022年9月に発生した台風15号で大規模な断水が静岡市清水区で発生したことを受け、市は新たな水源地を検討する会合を市上下水道局で初めて開きました。

3月27日、初めての会合となった「静岡市清水区水源検討部会」は、大学教授などの有識者で構成されています。

静岡市では2022年9月に発生した台風15号で、興津川の取水口が土砂や流木などでふさがり、清水区内の最大6万3000世帯で大規模な断水が発生しました。

検討部会では今後、取水口の数を増やす案や、隣接する区から水を確保する案など新たな水源の検討を進め、2023年11月までに最終報告をまとめるとしています。

また静岡市は27日、2回目の災害復興本部会を開き、台風15号による災害対応検証の最終報告が行われました。

対応が遅れた要因として、田辺市長が災害対策本部会議が行われた午前中に通常公務に従事したことについて、バランスの適切性に問題点があったことなどが挙げられました。

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