無免許でひき逃げも 福山東署から車を盗んだ男に実刑判決 

警察署で保管されていた車を盗んだなどの罪に問われている男へ広島地裁福山支部は実刑判決を言い渡しました。

被告の男は去年11月に盗んだ車を保管していた福山東署に侵入し、盗み出した罪や他の盗んだ車を無免許で運転中にひき逃げをした罪などに問われています。

28日の裁判で松田克之裁判官は「発覚を恐れて警察署に侵入して車を盗みだしたことなど動機に酌むべき事情はなく悪質な犯行」としました。

一方で、被告が車輪止めを手で触っているうちに外れたとしてることから「捜査機関の証拠品の管理体制に不備があった」と指摘し、懲役2年6カ月の判決を言い渡しました。

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