障害者の本音聞いて トークライブ、定期開催 初回は4月1日 宇都宮

トークライブの開催を周知するポスター

 【宇都宮】地域で暮らす障害者の本音を聞いてほしいと、市内の障害者支援団体は当事者によるトークライブ「ミートアップ! パラピープル」を4月1日、とちぎボランティアNPOセンターぽぽら(昭和2丁目)で開く。「一人一人違う特性や個性を共有し、みんなで未来を変えていく会にしたい」として、今後もさまざまな障害の当事者を招き、隔月で定期開催する。ネット配信も予定している。

 就労支援に取り組む地域サポーターダンクの会と、相談支援を行うNPO法人つみきの森が主催。障害者の家族や支援者、社会問題に関心がある人に参加してもらい、意見交換しながら理解を広める狙い。

 企画したダンクの会の小林律子(こばやしりつこ)代表理事(69)は「同じ病気や障害でも一人一人症状は違う。それをきちんと当事者が発信し、普段は聞けないことを質問できる場にしたい」と話している。

 1日のゲストはダンクの会の就労支援事業所でサービス管理責任者を務める関口由昭(せきぐちよしあき)さん(51)。3歳の頃にリウマチを患い、現在は電動車いすで生活する。午後2〜3時半。ドリンクと軽食代千円。定員35人。事前に申し込む。

 (問)小林さん090.9800.3224、メールcs-dank@ucatv.ne.jp

 

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