エンゼルスが快勝でオープン戦終了 レンドン打率5割、大谷2四球

【ドジャース5-13エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

日本時間3月29日、大谷翔平が所属するエンゼルスはオープン戦最終日を迎え、ドジャースと対戦。ドジャース投手陣の不甲斐ないピッチングにも助けられ、13対5で快勝を収めた。エンゼルス2番手のケニー・ローゼンバーグが3回1/3を投げて被安打5、奪三振6、与四球1、失点2で2勝目(1敗)をマーク。ドジャース2番手のテイラー・スコットは二死しか取れず被安打2、奪三振0、与四球2、失点3(自責点2)で敗戦投手(0勝1敗)となった。

ドジャースがライアン・ペピオ、エンゼルスがリード・デトマーズの先発で始まった一戦は、序盤はドジャースが先行してエンゼルスが追いつく展開。1回裏に同点のタイムリー二塁打を放ったアンソニー・レンドンは打率5割ちょうどでオープン戦を終えた。1点ビハインドの3回裏にハンター・レンフローの4号2ランとルイス・レンヒーフォの4号ソロで逆転すると、その後はエンゼルスが主導権を握り、終わってみれば13対5で快勝。これでオープン戦は18勝11敗となり、アリゾナ州で行われたカクタス・リーグの首位となった。

エンゼルスの大谷翔平は「3番・DH」でスタメン出場し、1回裏の第1打席は四球を選んで次打者レンドンのタイムリー二塁打で一気に生還。3回裏の第2打席も四球となり、代走マット・サイスを送られてベンチに退いた。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場してチームを離れていた時期があるため、オープン戦の打者としての出場は6試合だけだったが、打率.455、出塁率.538、OPS1.174の好成績をマーク。順調な仕上がりを見せ、日本時間3月31日のアスレチックス戦は2年連続の開幕投手としてマウンドに上がる。

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