津山少年少女合唱団の２０２２年度定期演奏会が２１日、新魚町のベルフォーレ津山（岡山県津山市）で開かれ、小学生から高校生までの団員１８人が、伸びやかな歌声で日頃の練習の成果を発表した。
小坂田路子さんや田外恵子さんの指揮のもと、団員たちはリズミカルに「怪獣のバラード」「生命が羽ばたくとき」「次の空へ」「翼をください」などを歌いあげた。また、市内の園児と小学生低学年生たちでつくる合唱団ｋｉｄｓ ｃｈｏｒｕｓ ＮＩＣＯも参加し、元気いっぱいのかわいらしいハーモニーを響かせた。
後半は、今年度で卒業するメンバーの卒団式が開かれ、「卒業写真」などの歌が披露された。このほかＯＧたちも加わってステージを盛り上げ、最後には約１６０人の聴衆から大きな拍手が送られた。
出演している姉を応援しに来たという東小４年・漆坂美桜さん（10）は「すてきな歌声だった。自分がやりたいことを見つけて、一生懸命に打ち込む人たちはすごい。自分も見習おうと思う」と話していた。
